みなさんこんにちは!
ご存知の方も多いかもしれませんが、カナダは車社会になっています。
それを明らかに示している面白い光景や、なぜ車社会なのかについて考察したいと思います。

1.車大国・カナダ

カナダに限らずお隣のアメリカも国土面積が広く(特にカナダはロシアに次ぎ2番目の広さ)、日本のように電車での移動はあまり理にかなっていません。
それよりも長距離を短時間で結ぶ飛行機や、自由に場所の移動ができる車が主流となっています。
ちなみに大陸横断鉄道は存在しますが、それらは景色を楽しむための豪華な寝台特急や、たくさんの荷物をつなげられることを活かした輸送目的で使用されています。

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大陸を横断する貨物車

まず基本的なルールとしてカナダは左ハンドルです。
つまり日本とは逆の右側通行になっています。(横断するときは左→右→左で確認します)
もう一つ特筆すべきことは赤信号でも安全であると判断できるときは右折が可能ということです(日本で言えば赤信号でも左折できると言ったところです)。
とは言え可能なのであって無理をする必要はありませんが…
一つ気づくのはカナダの運転手は優しいということです。
どういうことかというと(日本でも当たり前なはずなのですが)、歩行者を前にほぼ必ず止まってくれます。
日本で慣れている筆者には逆に戸惑うこともあるほどです。
(ちなみに筆者は車が全く止まらずに歩行者を避けていくような国にも行った事がありますが、いつも国民性の出るタイミングだな〜と思っています)
もちろん細かいルールや異なる道路標識がありますので、運転する際は必ず確認してください。

走っている車はアメリカ製のものが多いですが、ホンダやトヨタ、スバル、三菱などの日本車も多く見られます。
しかし総じて言えるのは雪への対応や、長距離の移動に適した4WDのピックアップトラックが多いです。
車好きの方にとってスバルや三菱はまだしも、ホンダ・トヨタの4WDの大型車を製造しているイメージは薄いかもしれませんが、カナダでは人々のニーズに対応した北米限定車も販売されているのです(これもまた面白いです)。
ちなみに下の写真を見てあれ?っと思う方もいるかもしれませんが、カナダではフロントプレートは任意でほとんどの車にはついていないのです。
雪が付着すると使い物にならないからでしょうか…(知っている人がいれば教えてください!)

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ダウンタウンの大通りを行き交う車

2. ハイウェイ事情

エドモントンは都市だからかもしれませんが(とは言っても日本の大都市ほどではないですが)、たくさんのハイウェイ(高速道路)が通っています。
まずは西海岸から東海岸にかけて各州(準州を除く)を結ぶトランスカナダハイウェイが通っています。
それと直角にアルバータの主要都市を結ぶものや、エドモントンの市内をめぐる環状線などがあります。
驚くことにそれら(のほとんど)は無料なのです(国立公園や一部の区間はかなりお金が取られますので、しっかりご確認ください)。
そのため路線バスなども普通に高速を走っており、料金所で渋滞といったことは全くありません。

カナダの高速の速度制限は基本110km/hとなっています。
そのため日本と比べると車の流れがかなり早いように感じます。
先ほども書いたように路線バスも高速を使っています。
シートベルトもない路線バスが大きな音を立てながら110km/h近くで走っているのはなかなかスリリングなことです。
高速に限ったことではありませんが、道幅が広く、直線が多いのもスピードを出せる理由なのかもしれません。

3. カナダならではの風景

カナダでは車社会であるからこそ日本では見られないような風景とも度々出会うことがあります。
まず気づくのはドライブスルーの多いこと。
日本ではファーストフード店などでしか見ることがないドライブスルーですが、ファーストフードはもちろんドラッグストアや銀行までもがドライブスルーを設けています。
それだけにとどまらずドライブスルーのイルミネーションなんていうのもあります。
これは車社会であることに加え、寒い冬の日に車外に出る必要をなくすための工夫なのでしょうか。
何もともあれ、車を持っている人にはとても便利なシステムです。

多くの車のボンネットからプラグが垂れ下がっているのもなかなか珍しい光景かと思います。
決してEVが普及しているからというわけではありません。
むしろこれはカナダの寒さと関係してきます。
真冬になれば気温は−30℃にまで下がることは以前もお話ししたかと思います。
そんな中で車をそのまま放置しておくと、エンジン関係の液体(水やオイルなど)が凍ったり硬くなったりしてエンジンをかけた際に車に負担がかかってしまいます。
それを防ぐためのヒーターのプラグなのですね。
大学やモールなど比較的大きな駐車場にコンセントが設置されているのも特徴です。

カナダは寒いのも一つの特徴ですが、自然が多いことも事実です。
ロッキー山脈の間にもハイウェイは通っており、雄大な自然を感じながらドライブを楽しむことができます。
筆者も以前バンフ国立公園にバスで行ったことがありますが、その車窓風景は筆舌に尽くしがたいほど美しいものです。
その際に目に入るのが野生動物用のオーバーパスです(ちなみにアンダーパスも複数設置されています)。
これは野生動物を守るだけでなく、ドライバーも事故から守ることができ、自然と共存していくための工夫なのです。
このようにカナダの車社会は自然の猛威と恩恵の両方と共存するために様々な工夫がされているのです。

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バンフ国立公園のハイウェイとオーバーパス


いかがでしたでしょうか?
カナダで運転されるという方はこの記事だけでなく、必ず現地のルールを確認して安全に旅をしてくださいね。
それでは。

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